これから生きていくにあたり信条とするようなものがあると生きやすい
聖徳太子が言っていたことを読んでいこう
一に曰く、
和を以て貴しと為し、
(先ず和が大事です)
忤(さか)ふること無きを宗とせよ。
(人を呪ったり恨んだりすることをしないようにしなさい)
人皆党(たむら)有り、また達(さと)れる者は少なし。
(人には皆主義主張があり、それぞれ仲間がある。何もかも分かっている人は少ない)
或いは君父(くんぷ)に順(したがわ)ず、
(喧嘩になったりすることがあったとき)
乍(また)隣里(りんり)に違う。
(色々議論や思いはあるだろうが)
然れども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、
(上に立つものが上下脱ぎ柔らかく意見を乞いたいをいう態度を取り)
事を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、
(下の者も率直に話しお互いしっかり議論をしたならば)
すなわち事理おのずから通ず。
(お互いが分かり合え)
何事か成らざらん。
(なんでも出来るのである。そういう国をつくっていこうではないか)