母がしている指輪で記憶にあるのは
深いグリーンの石のもの
結婚指輪とのことで
お金のなかった父が4万円ほどで買ったそう
私が小学生になった頃だろうか
街に遊びにいったとき
指輪の展示会にふらっと入ったことがあった
二人がいきなり大きなダイヤモンドを見だしたので少し驚く
ちゃんとした結婚指輪じゃなかったからと
一カラットの大きなダイヤモンドを買うことに
そして
日常的に付けられるようにと
小さいダイヤが何個も付いた指輪も追加で買っていた
その一カラットの方を母は私に譲ってくれると言っていて
それを聞いた若かった頃の私は
そんなのは要らない
ブランドのを買うの、とか言ってしまって
本当に反省
最低
いつも酷いことばかり言って
自己嫌悪
ブランドの指輪なんて今となるとなんでもない
あれ素敵だよね
今度付けてもいい?とこの前母に聞いてみた
もちろん、付けなさいと言ってくれて
今度帰ったときに付けさせてもらおう