ぼちぼち日記

二人がいっしょになって笑いあう、あの笑いの効能や、危険や、その力について、決して十分に語られることはないだろう。友情や、欲望、あるいは絶望と同様に、恋はあの笑いなしですまされない。  サガン『熱い恋』

どうしているのかな

以前会っていた人から誘われ

ランチデート

 

別れ際にまた誘ってもいいですか、と改まって聞かれ

仕事が落ち着いてきたら、と答えた

友達でもいいのかな

 

 

 

外国にいる友達にメールした

一人は中国にいて弁護士をしている

会社のメールでやり取りをしていたからそのアカウントしか分からない

きっと転職したのだろう

再度してみる、いや絶対いないだろう

 

もう一人はシンガポールにいるバンカー

昨年プライベートで使っていた大学の方のアカウントに送って

音沙汰なし

 

あのアカウントは絶対使っているはず・・・避けてるんだ

と分かりつつ

Gmailの方に送ってみる

今どこに住んでいるの?

 

Gmailは使ってないかも

バンクはもしかすると昨年で辞めているかもなので送らず

 

彼は即返信がくるタイプで

もう20分くらい経っているので

返信はなさそう

 

コロナ前

怖い人に襲われてショックで彼にメールをし

数回やり取りをしたきりだ

私のこと幻滅したのだろう

ずっと友達だって言ってくれたけど

老人になるまで

まだ老人にもなってないのに

 

恋人に遠慮しているとか

それならでも私とはそういう関係じゃないし

いや、やっぱり私のことを忘れたいのだろう

 

とりあえず出来ることはした

彼が私からのこのメールを見ていたとしたら

複雑な気持ちだろう

ごめん

許してくれないかな

最期に会ったとき

彼は泣いていて

私は何も感じなかったのに

もう会えないとなると悲しい