ぼちぼち日記

二人がいっしょになって笑いあう、あの笑いの効能や、危険や、その力について、決して十分に語られることはないだろう。友情や、欲望、あるいは絶望と同様に、恋はあの笑いなしですまされない。  サガン『熱い恋』

安息の地はこの独り暮らしの部屋なのだった

夏休みが終わる

なかなかのんびりできた

 

実家ではいつもいざこざがあり

疲弊する

父親が鬼門だ

仲良くしている方だと思う

でもよその家の優しいパパがうらやましかった 普通の大人しいパパ

 

なんでこんな人と結婚したの?と母に何度も聞いてしまう

 

後で

ごめーんね!て謝ってくるのだけど

わけの分からない理由で怒鳴り散らされたこちらは内心の怒りが収まらない

 

父の機嫌が悪くなる理由は様々で

それは毎日起こるのだった

怒りに火がつくと、口で説明しても全くダメ、ありえない理論で罵られ続けられるので

大人になった私は仕返しをすることにしたのだった

 

同じ感じかもっと声を張り上げて怒鳴り散らす

鏡を見せてあげよう

 

正当かどうかなんかは全く関係ないので

とにかくキレた様子で大声を張り上げる

何十年も見てきたから

自分の姿をここで見ればいい

 

 

当然こんなことをすると非常に不快になるし

本当にうんざり

なので相手にしない、という一択でこれからはいきたいと思う

 

相手にしなかったところで向こうの攻撃は変わらない

なんであんな人と結婚したのだろう、母は

いいところも勿論あるけれど

実家で過ごしていた時代、父がいるだけで暗黒の毎日だった

父の血が入っているのでキレ芸もできるけど 私はにこやかでおっとりした雰囲気だ 

というわけで

結婚していない大きな理由はここにあるのだろうかと考えてしまう

父から受けた仕打ちを思い出すので

自由を阻害されると我慢できない

もう子供時代で我慢の沸点はとうに過ぎているのだった