ぼちぼち日記

二人がいっしょになって笑いあう、あの笑いの効能や、危険や、その力について、決して十分に語られることはないだろう。友情や、欲望、あるいは絶望と同様に、恋はあの笑いなしですまされない。  サガン『熱い恋』

思い起こすと暗い社会人経験

お題「#この1年の変化

友達がいなくなりそう

 

海外にいる友達

私の言葉に納得ができない様子

正社員になれなくて

お金がなくて死にたいという彼女の友達に対しての私の考えを話した

 

比較するようなことではないと思う

彼女は不機嫌になって終わった

 

彼女は忘れているかもだけど

私は社会人として出来損ないだ

 

大手有名企業に入社するも

一年余りで退職

2年ニートをしていた

 

初めてのバイトで苛められ

初めての派遣でも貶められ

初めての外資系金融機関での派遣では

試用期間でクビになった

 

若くて容姿は目立っていたかもしれない

仕事の経験も殆どなかったから

突っ込みどころも多かっただろう

とにかく年上の女性の監視がすごかった

私も無視をした

 

次の派遣では用心した

外資金融機関を選んだら苦労した

メールは英語のみ

外国人もわんさか来る

同僚は年上の女性ばかり

 

直ぐに上司から正社員への打診があった

仕事なんてずっとするつもりはなかった

正社員になんてなりたくない

したくない仕事ということを

し続けることになったらどうするのだ

何の意味があるのか分からない

そう思った

 

仕事はまじめにがっちりしたけれど

意欲があったわけではなく

そんな性格だからだ

明日結婚することもなさそうだし

派遣でも正社員でもどうせ会社に行くのは同じ

でも正社員となって会社に繋がれる人生は堪えられなさそうな気がした

そして案の定何回も堪えられなくなった

目の前は真っ暗だった

 

始まりはこんな感じ

若い頃は皆そうだろうか

心は荒れていた

本を沢山読んでいた

現実世界はとてもきついものだった

 

だから

私は恵まれているから

正社員だからそんなことが言えるだけ

と思われているだろうことは

なんか

 

その友達よりも

もっと荒れていた私の意見なの

そう言いたかったけれど

もう連絡がなさそうだな

 

まあいいか

 

この一年で更地です

 

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